定例記者会見(令和5年5月26日)
会見概要
【日時】令和5年5月26日(金曜日)13時30分~
【場所】小美玉市役所本庁舎2階第2・第3会議室
【出席者】
参加報道機関:東京新聞、朝日新聞社、茨城新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、時事通信社、日本工業経済新聞社
市:市長、副市長、教育長、市長公室長、秘書課長、各部署担当
【記録】秘書課
記者会見次第及び資料
市長あいさつ
各報道各社の皆様におかれましては、大変お忙しい中、定例記者会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
また市政運営につきましては、日頃より格別なるご支援・ご協力を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
本日は、第2回定例会議案についての情報を発信させていただきます。
記事掲載につきましては特段のご配慮をいただきますよう、よろしくお願いします。
また、4月から深谷副市長が就任となり、新たな体制のもと市政運営を行っていきますので、よろしくお願いいたします。
副市長あいさつ
皆さんこんにちは。
この4月から副市長に就任いたしました深谷でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
微力でありますが、県行政に携わりました経験を最大限生かし、市長を補佐し、小美玉市の発展のために全力を尽くして参りたいと考えております。
皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
説明案件
令和5年第2回小美玉市議会定例会の提出議案について
- 条例の新規制定1件
- 条例の一部改正2件
- 補正予算1件
合計4件
令和5年度小美玉市一般会計予算補正予算(第2号)について
今回の補正予算は、主に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源活用した各種事業を計上するものです。
(単位:千円)
補正前予算額 |
今回補正予算額 |
補正後予算額 |
22,053,646 |
528,790 |
22,582,436 |
補正(歳入)の主な内容
- 新型コロナウイルスワクチン接種事業負担金 【増額】 27,324千円
- 新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金 【増額】 30,193千円
- 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 【増額】 323,011千円
補正(歳出)の主な内容
- 新型コロナウイルスワクチン接種事業 【増額】 57,517千円 (健康増進課)
令和5年度ワクチン追加接種(秋接種開始分)事務費及び事業費を増額計上
- 価格高騰重点支援給付金事業【増額】 176,443千円(社会福祉課)
コロナ禍において、特に生活に影響を受けやすい非課税世帯等に給付する、価格高騰重点支援給付金及び事務費を新規計上
- 畜産振興事業【増額】 56,194 千円(農政課)
飼料価格高騰により経営が圧迫されている畜産事業者に対し、飼料作物等の購入を支援する支援金事業及び事務費を新規計上
- 中小企業活性化事業【増額】 53,880千円(商工観光課)
個人消費の喚起とともに地域経済の活性化を図るため、元気再生プレミアム商品券発行事業補助金及び交通事業者等の事業継続支援事業を増額計上
- 観光振興事務費【増額】 22,000千円(商工観光課)
小美玉市の新たな魅力の創出や知名度向上を図るため、花火大会の事業費を増額計上
質疑応答(要旨)
(1)議案に関する質疑
- 小美玉市農産物等ブランド化推進協議会設置条例の制定について
記者:この協議会において、ブランド化する農産物を選定するのではなく、ブランド化の枠組みを決めて、各農家さんがブランド出荷したい農産物について届け出るような形となるのでしょうか。
担当:本協議会の目的は、最終的には農家個々の所得の向上となります。
協議会の役割は、農家の皆さんが差別化した農産物及び加工品を生産できるような仕組みづくり、取り組みをした農家への支援、販路の拡大です。流通経路のサポートについても検討していきます。
また、差別化された農作物につきましては、市でブランド認証する等、販売促進の方に活用していきたいと考えています。
市長:現在、小美玉市では緑王というニラをブランド化しております。
太く肉厚なニラで、市場では2割増し程で取引されているようです、今後も、差別化した農産物の生産流通により、農家の所得向上、さらには市の特産となるよう、情報発信をしていきたいと考えております。
担当:小美玉市で作られている農作物について、差別化を提案させていただくとともに、生産者が工夫した取組みを行っているものについて、選考認証していきたいと考えております。
一般的に市場出荷となると、同品種的なものをロット数をそろえての出荷となりますが、それよりも差別化されたものを認証していくイメージで考えております。
- 小美玉市基金条例の一部を改正する条例について
記者:地区集会施設の維持管理に要する資金の積み立てを目的とする基金について、財源変更により改正となっていますが、なぜ財源が変わるのでしょうか。
担当:これまでは、再編交付金を活用した基金を積み立てていましたが、同基金への追加で積み増しすることができないとの回答をいただいておりますので、新たに特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用した基金を設立するということです。
再編交付金の交付期間は、平成19年~28年度の10年間ですでに終了しており、積み立てた基金は令和4年度で処分が完了しております。
- 補正予算観光振興事業費について
記者:観光振興事業費について、10月7日に開催と発表した花火大会の件ということでしょうか。名称は決まっていますか。
担当:その通りです。名称は「第1回おみたま花火大会」と実行委員会で決定しています。
(「おみたま」がひらがなで、「花火大会」は漢字)
(2)その他一般に関する質疑
- ChatGPTに関する生成AIの導入について
記者:先日の取材では、検討中で今後メリットデメリットを精査するとのことでしたが、その後の進捗と見通しはどうでしょうか。
担当:ChatGPTにつきましては、全庁での利用に向けて、利用可能な業務の洗い出しや、セキュリティ等の課題抽出を行っていくため、まず、スモールスタートといたしまして、DX推進員及び行革デジタル推進課職員において、テスト運用を行うよう、市長から指示を受けております。
現在、テスト作業に適した対話型AIの選定、また、利用ルールを検討しております。
テスト運用後には、ガイドラインを策定し、全庁運用に向けて進めていきたいと考えております。
運用につきましてのルールが整い次第、早急にテスト運用を進めていきたいと考ており、約3ヶ月程度の期間の中でテスト運用を行い、課題等を検討した上で、全庁に向けたガイドライン作成の方をしていきたいと考えております。
- 医療施設について
記者:本日午前中に、かすみがうら市長が緊急記者会見を開き、かすみがうら市がJR神立駅近くの市有地に神立病院を誘致して、新たに産科分娩を開設するため検討準備をしているということで正式に発表がありました。その中で、これまで医療整備を協議してきた、石岡市、小美玉市にも、その連携を図りたいということを話していました。
この件について、かすみがうら市から説明はもう受けているのか、また、小美玉市の対応はどうしますか。
市長:本件については、昨日そういった記事を見て知ったことで、説明は受けていませんでした。これから協議しなくてはならないという実情です。
記者:現在は、市民の方が出産される場合は、おおむね水戸に行かれるのでしょうか。
担当:小美玉市では年間300名程の出生があり、美野里の方は、友部・笠間・水戸、小川及び玉里の方は土浦協同病院さんはじめ土浦の産科さんで出産される方が多いです。
以上、閉会