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トップ地域医療・救急医療救急医療> 救急医療の現状

  病気になった時、けがをした時、私たちは当然のように病院で診療を受けることができると思っています。これは、「救急医療」と言って、休日や夜間などに急な病気やけがをした方を診療するための体制が整備されているからなのです。
  救急医療体制は症状や緊急度に応じて、初期・二次・三次の3つに分かれています。比較的軽症な救急患者を診療するのが初期(一次)救急ですが、これに対応するため、市町村が医師会等の協力を得て、休日夜間診療所を設置しています。
  この診療所、実は昼間通常診療を行った医師スタッフ(医師、看護師、事務等)により支えられていることを知っていますか。
  診療所を担当する医師たちは、昼間と夜間の診療を受け持ち、場合によっては夜中までの勤務となることもあります。そして翌日も通常業務となるので、医師への負担がとても大きなものになっています。休日夜間診療所は医療スタッフ(医師、看護師、事務等)の献身的な努力によって支えられており、救急医療(初期)の体制を維持するためにはコンビニ受診(ここでは、緊急性のない軽症でも救急医療を受診することをいいます)を失くすなど、医師等の負担を少しでも軽くする必要があります。しかしながら、明らかに重い症状であれば救急車を呼んで二次救急を受けた方がよい場合もあり、自分で判断するのが難しいという一面もあります。
救急医療体制と休日夜間緊急診療所の役割

県央地域に関連するの休日夜間診療所の設置状況(初期救急医療)

 

1.水戸市休日夜間診療所    029-243-8825    歯科専用029-243-8840
  水戸市笠原町993番地の13   

水戸市休日夜間診療所
診療受付時間 小児科
内科 外科 歯科
夜間 毎日
   受付時間      19:30~22:15
   診療時間      19:30~22:30
   
休日 日曜・祝日    12/30~1/3(1/1は午後のみ)
   受付時間    午前の部      9:00~11:45
                  午後の部    13:00~15:15
   診療時間    午前の部      9:00~12:00
                  午後の部    13:00~15:30
※小児科は内科の診療のみです。
 

2.笠間市立病院     0296-77-0034
   笠間市南友部1966番地1   

笠間市立病院
診療受付時間 小児科 内科 外科 歯科
夜間 月~金(祝日、12/31~1/3を除く)
    診療時間    19:00~21:00
   
休日
日曜(12/30~1/3を除く)
    診療時間      9:00~17:00
   

                       ※担当医が不在の場合があります。事前に電話確認の上、受診してください。

 

3.ひたちなか市休日夜間診療所      029-274-3240
  ひたちなか市石川町20番32号(日製ひたちなか総合病院西駐車場敷地)     

ひたちなか市休日夜間診療所
診療受付時間 小児科 内科 外科 歯科
夜間 土、日曜、祝日、12/31~1/3
    受付時間    19:00~21:30
 
休日
日曜、祝日、12/31~1/3
    受付時間      午前の部     9:00~11:30
                     午後の部    13:00~15:30
 
※専門医以外の診療になることがあります。
 

休日夜間診療所ってどんな所?


休日夜間診療所は、緊急性の高い患者を受け入れるのが主な目的です。また、この診療所は日中の診療や検査が受けられるまでの応急的なもので、検査項目も限られています。ここでは継続的な治療は行っておらず、処方される薬も原則1日分に限られます。このため翌日にはかかりつけ医などで、改めて検査や治療を受けることが必要な場合もあります。

◎休日・夜間は割増料金で医療費が高くなります。

◎休日や夜間が混んでいないわけではありません。休日夜間診療所でも、風邪やインフルエンザなどにかかる方が増える時期は、待ち時間が2時間以上に及ぶこともあります。

 

増えるコンビニ受診

 

  休日夜間診療所を利用する方の中には軽症患者が見受けられます。いつでもどんな症状でも診てもらえるという安易な考えで、休日や夜間に緊急性のない軽症患者が「日中仕事を休めない」「夜の方がすいているから」「風邪気味で、熱が出たら不安だから」などの個人的な理由で受診する、いわゆる『コンビニ受診』が増えています。

  コンビニ受診が増えてしまうと、今本当に治療を必要としている方への適切な対応が困難になってしまいます。また患者が増えることで医師たちの負担が過重となり、疲弊し病院を辞めてしまったり、病院が減ってしまったりして、救急医療、ひいては地域医療の崩壊にもつながるおそれがあります。
  休日夜間緊急診療所を受診する際は、それが本当に必要かどうか、よく考えてからにしましょう。

救急医療を守るために私たちにできること

  何でも相談できるかかりつけ医を持とう

  「かかりつけ医」なら普段の体調や病歴などを把握した上で、適切な診断や治療をしてもらえます。

できるだけ「通常の診療時間内」受診を

  休日夜間診療所はあくまでも「急病患者」のためのものです。そして、昼間の診療時間内は、外来の患者さんを診るために必要な医療スタッフも十分にそろっています。できるだけ診療時間内に受診しましょう。

そうは、言っても・・・

  とはいえ、小さなお子さんの場合、言葉で訴えられない事も多いことから、病院に行くべきかどうか迷うことはありますよね。急な病気やけがで救急車を呼ぶか迷ったら下記の電話相談をご利用ください。

茨城県子ども救急電話相談(15歳未満)
携帯電話、プッシュ回線の固定電話からは局番なしの「♯8000」または 「050-5445-2856」(24時間365日)

※看護師などの専門家がすぐに医療機関にかかるべきかをアドバイスします。また受診できる医療機関の情報提供も行っています。
〔相談時間〕    受診可能な医療機関のご案内、お子さんの急な病気に関するご相談を24時間365日受け付けています。

ウエブサイト「こどもの救急」
http://kodomo-qq.jp/

※症状に合わせた対処法のほか、家庭内で起こりやすい事故を防ぐためのポイントなどを掲載しています。救急受診の目安・判断チェックリストもあります。
〔対象年齢〕    生後1か月~6歳児

大人の方はこちら

茨城おとな救急電話相談
携帯電話、プッシュ回線の固定電話からは局番なしの「♯7119」または 「050-5445-2856」(24時間365日)

※看護師なとの専門家がすぐに医療機関にかかるべきかをアドバイスします。また、受診できる医療機関の情報提供を行っています。
〔相談時間〕    受診可能な医療機関のご案内、急な病気に関するご相談を24時間365日受け付けています。

こちらも参考にしてみてください

全国版救急受診アプリQ助
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/filedList9_6/kyukyu_app.html

  該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度や対応が表示されます。さらに119番通報、医療機関の検索や受診手段の検索など様々な機能があります。「Q助」で検索するとアプリの取得等ができます。
 

掲載日 平成29年4月28日 更新日 令和7年4月30日
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このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
保健衛生部 健康増進課 地域医療対策係
住所:
〒319-0132 茨城県小美玉市部室1106
電話:
0299-48-0221
FAX:
0299-37-7310

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