茨城県央地域定住自立圏の取組について
茨城県央地域定住自立圏の形成に関する協定の廃止について
これまで茨城県央地域では、定住自立圏の取組を推進してきましたが、令和4年度からより広い分野に取り組むことが可能な「連携中枢都市圏」の取組を推進することとしました。
そのため、平成28年7月5日に締結した定住自立圏形成協定を令和4年3月31日をもって廃止するとともに、平成27年7月8日に宣言した茨城県央地域定住自立圏中心市宣言を取り消します。
定住自立圏構想とは
「定住自立圏構想」とは、人口減少、少子高齢化が進行する中、地方圏において安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にも居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出するため、総務省が全国的な見地から推進している施策です。
詳しくは、総務省ホームページをご覧ください。
定住自立圏とは
「定住自立圏」とは、人口が5万人程度以上、昼夜間人口比率が1以上など、一定の要件を満たす「中心市」と、中心市に近接し、住民生活等において密接な関係を有する「近隣市町村」が、1対1の協定を締結して形成される圏域のことを指します。
定住自立圏は、集約とネットワークの考え方に基づき、中心市において圏域全体の暮らしに必要な都市機能を集約的に整備するとともに、近隣市町村において必要な生活機能を確保し、互いに役割を分担しながら連携・協力することによって、圏域全体の活性化を図ることを目的としています。
茨城県央地域定住自立圏の取組
圏域を構成する市町村
小美玉市、水戸市(中心市)、笠間市、ひたちなか市、那珂市、茨城町、大洗町、城里町、東海村
(計5市3町1村)
定住自立圏形成協定
定住自立圏形成協定は、人口定住のために必要な生活機能の確保に向けて、中心市と近隣の市町村が1対1で、「生活機能の強化」「結びつきやネットワークの強化」「圏域マネジメント能力の強化」の3つの観点から、連携する取組を定めるもので、その締結に当たっては、関係市町村議会における議決が必要となります。
茨城県央地域では,9市町村それぞれの議会の議決を得て、平成28年7月5日に茨城県央地域定住自立圏形成協定締結式を開催し、7分野8項目からなる協定を締結しました。
小美玉市との間における定住自立圏の形成に関する協定書(PDF 202 KB)
定住自立圏共生ビジョン
定住自立圏共生ビジョンは、圏域の将来像や関係市町村が連携して推進していく具体的取組の内容等を定めるもので、民間や地域の関係者を構成員とする「圏域共生ビジョン懇談会」における検討を経て、中心市が策定するものです。
茨城県央地域では、「茨城県央地域定住自立圏共生ビジョン懇談会」における検討や意見公募手続きなどを経て、平成28年11月に「茨城県央地域定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
また、このビジョンに位置づけたそれぞれの具体的取組についての成果指標(KPI)等を定めるとともに、ビジョンの中に新たに2つの取組を追加するため、平成29年2月にビジョンを変更(第1回目) しました。以降、随時、必要に応じて一部見直しをしています。
※以下から、定住自立圏共生ビジョンをご覧いただくことができます。
- 茨城県央地域定住自立圏共生ビジョン【2017年2月変更版】(pdf 4.74 MB)
- 茨城県央地域定住自立圏共生ビジョン【2019年2月変更版】(pdf 1.85 MB)
- 茨城県央地域定住自立圏共生ビジョン【2019年7月変更版】(pdf 1.95 MB)
※以下から、定住自立圏共生ビジョンに位置付けた各分野別の具体的な取組についてご覧いただくことができます。
- 定住自立圏の各分野別の具体的な取組について