小川資料館巡回展「近世小川の水運-川がつないだ人と地域-」を開催します
江戸時代は河川の整備により、船や筏を使った物資輸送「水運」が大いに発展しました。小川地区・下吉影地区は、那珂川・涸沼から江戸に至る「内川廻し」の中継地点にあたります。地内を流れる園部川と巴川が水運に利用され、沿岸には物資の集積場である「河岸」が設けられました。
また、水戸藩領だった両地区は「藩船船頭」を多く輩出しています。彼らが残した航行日誌や自身が遭遇した事件の記録などからは、水運の任務や当時の水戸藩の様子をうかがい知ることができます。
本展は昨年小川資料館で開催した、小川地区・下吉影地区の水運と河岸にまつわる展示の巡回展です。展示を通して、小川の歴史と水運の結びつきを知っていただく機会となれば幸いです。
会期
令和5年2月4日(土曜日)~3月12日(日曜日)
開館時間
午前9時30分~午後6時
休館日
月曜日、2月11日(土曜日)、23日(木曜日)
会場
玉里史料館(生涯学習センターコスモス1階)
TEL0299-26-9111
井伊殿手船掛り合扣(小川資料館所蔵)
水戸藩と彦根藩との間に起きた事件の記録です。水戸藩船頭が書き留めました。
掲載日 令和5年1月13日
アクセス数
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