玉里史料館企画展 「霞ヶ浦に生きる人々」 ~江戸時代の舟運と玉里御留川~ 開催
平成28年度企画展 「霞ヶ浦に生きる人々」~江戸時代の舟運と玉里御留川~
- 会期:平成28年10月29日(土曜日)~12月11日(日曜日)
- 開館時間:9:30~18:00
- 休館日:毎週月曜日,11/23(水曜日)
縄文時代以降,霞ヶ浦は,魚介類などの豊かな恵みを与えてくれる存在であると同時に,水の交通路としても機能していました。江戸時代成立後,大消費地となった「江戸」を中心に商品流通が拡大し,霞ヶ浦および利根川などの舟運は,江戸への物資輸送の大動脈として重要な位置を占めるようになり,河川沿いには,物資が集積される「河岸」が発達しました。
一方,霞ヶ浦は,豊かな漁場としても,人々の生活を支えていました。寛永2年(1625),高浜入りの一部分は,水戸藩の専用漁場「玉里御留川」となり,藩から任命された御川守の管理のもと,直営の「直網」や高く入札したものに漁業権を認める「入札運上」で漁業が行われるようになります。今回の展示では,人々の生活を支えた霞ヶ浦を通して,水辺に生きた人々の暮らしぶりを探っていきます。
関連事業
ギャラリートーク(展示解説)
- 日時:11/6(日曜日) 13:30~(1時間程度)
- 会場:玉里史料館 展示室
歴史探訪講座
江戸の生活を支えた内川廻しを学ぶ -水運で栄えた佐原-
- 日時:11/20(日曜日) 8:30~16:00(予定)
- 場所:千葉県立中央博物館大利根分館 ほか水運関連史跡
- 対象:小美玉市民(定員20名)
- 参加費:1,000円
- 申込期間:11/8~15
- 申込方法:生涯学習センターコスモス窓口,電話
記念講演会『霞ヶ浦水運の要衝 小美玉』
- 日時:12/3(土曜日) 14:00~16:00
- 会場:生涯学習センターコスモス 集会室
- 講師:渡辺 英夫 氏(秋田大学教育文化学部教授)
問い合わせ先
玉里史料館(生涯学習センターコスモス 内)
TEL:0299-26-9111
掲載日 平成29年3月16日
更新日 平成29年3月27日